*。・゜例え記憶をなくしても゜・。*【番外編追加中&リク受付中】
「ちょっとまて、なんで名前があるんだ?」

…そこへツッコミをいれる土方さん。

「沖田さんにつけてもらったんですぅー」

嫌味ったらしくそう言うと、

「へぇー…総司がなぁ…珍しいこともあるもんだ。」と言った。

「何が珍しいんですか?」と聞こうとしたけど、「聞かなくてもいいこことです」という沖田さんの言葉により、分からないままとなった。

「と…ゆうか…監禁されてるのに自己紹介されても…」

と言うと「別にいいじゃん。監禁といっても同じところに住むんだからさ。」と原田さんが言った。

「そうそう♪君何歳?」

…んー…何歳?

こんなにねじ曲がっている中学生はいるのか?

と思うが、多分身長的に中学生だ。

「中1か2ぐらいってとこかな。」

と言うと、みんながは?という顔になった。

「ん?どうかした?」

そう言うと、「中1…ってなんだ?」と土方さんに聞かれた。

は?何が言いたいの?

「中学生1年生の略だけど…」と言うと、さらには?という顔になった。

「中学生とは…なんだ?」

はぁ?

こっちもわけが分からない。

日常で使っている単語を使っているだけなんだから。

「あと…。この際だから聞くが、その服装はなんなんだ?」

「え?ただのセーラー服だけど?」

これも日常で使っている単語。

だけど…

「なんだ?それは?」

と返された。
< 22 / 392 >

この作品をシェア

pagetop