*。・゜例え記憶をなくしても゜・。*【番外編追加中&リク受付中】
「お、おそらいいます…。
よろしくお願いします…」

な、なんでこんなことになってるの?!

目の前には綺麗な女の人が男の人にお酌している図。

こ、これはもしかして!

現代でいうキャバクラ?!

「ほら、あんたなにやっとんの!」

…えぇ?!

バシッとさっきの女の人に叩かれる。

「初めての子?
かわいーじゃん♥」

そして近くに座っていた男の人にお尻を触られる。

その瞬間、ぞわわー…と鳥肌がたつ。

「お、おそらですぅ…。
はじめまして…」

にっこりと作り笑いを浮かべてお酌する。

げへへ…と卑劣な笑みを浮かべている男を心の中で罵倒しながら。
< 223 / 392 >

この作品をシェア

pagetop