*。・゜例え記憶をなくしても゜・。*【番外編追加中&リク受付中】
「…すまんがあそこでちまちまと酒をのんでるやつにお酌してやってくれ。」

ふと土方さんがそういいながらある人に指を差す。

…げ……

「わかりました…」

「ったく、女に逃げられたぐらいで大袈裟なんだよあいつは。」

…女に逃げられたって………この4ヶ月の間に沖田さんなにしてたんですか…。

最低ですね。ほんと。

…そんな最低男を好きになったあたしもあたしだけど…。

「…失礼します」

そういいながらちょこんと沖田さんの隣に座る。

やっぱり沖田さんといると落ち着くなぁ。

「お酌、しますね。」

「あ…お願いします」

…うん確かに元気ない。

「女に逃げられたんですって?
何があったんですかぁ。
私でよかったら、話し聞きますけど」

「…………」

…隣にこんなに美人(自称)がいるっていうのにこのテンションはどうよ!

さっきから重っ!

んでうざっ!

ったく…どんな女に引っかかったんだか。

あたしだったら…そんな顔させないのに…って、何考えてんだろ。
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