*。・゜例え記憶をなくしても゜・。*【番外編追加中&リク受付中】
「長いこと留守にしてすみませんでした!…空、ただいま帰りました!」

「…は…?」

くいっと涙を拭きながら続きを言う。

「沖田さん!あたしも沖田さんが好きです!」

綺麗な満月の夜、屯所中に響き渡ったあたしの告白。

沖田さんはその声で目を覚ましたらしく、屯所に入ると一瞬あれ?おそらさん?という顔をしたけど、事情を話すとぎゅーーーーーっといっぱい抱きしめてくれた。

…そんな幸せな日々もあと少し。

タイムリミットはあと7ヶ月。
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