*。・゜例え記憶をなくしても゜・。*【番外編追加中&リク受付中】
ードクンドクンドクンドクンドクンドクン

どうしよう。心臓が尋常じゃない早さで脈を打ってる。

「そーらっ♪」

沖田さんは相変わらずだし。

緊張とか、しないのかなぁ。

でもキスとか上手だから元カノとかいたと思うし、あたしが初めてってわけじゃないよね?

そう考えたら、緊張とかもほぐれてきて、変わりに妙な嫉妬心を覚えた。

ーぐいっ

そんなとき、沖田さんに唇を奪われ混乱する。

嫌なわけじゃないのに、今までそんなことを思ったこともなかったのに。

沖田さんが他の女の人と寝たりしてたって思うとすごく嫌で。

沖田さんの初めてもあたしがよかったって思ったりして。

「そ…ら?」

「っひっく…違う……。
違うもん…っく……大丈夫…っですっぐすっ」

気付いたら知らないうちに涙が溢れなくなってた。


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