*。・゜例え記憶をなくしても゜・。*【番外編追加中&リク受付中】
「ちょっと新ぱっつあん酷くない?
僕だって斬らないよ!」

「そうだよ。まるで俺等がところ構わずいろんな人を斬ってるみたいじゃねえか」

「そうですy「「「「総司はそうだろ!」」」」…みんな酷い…」

「まぁ…なんだ。
ちょっと…悪かったな。」

ぽりぽりと髪をかきながら言う土方さん。

「あ…。その……」

なんか急にしんみりしちゃった。

あたし、こんなキャラだったっけ?

ん?あれ?あたしのキャラってどんなキャラ?

……忘れましたねー。
ましたねーましたねーましたねー(エコー)

「えっと…急に泣いてしまって…あの…すみませんっ!」

しんみりしている雰囲気を消し去る為に謝ってみる。

「……あははははっ君って素直だねー。
性格は悪そうだけど。」

そしたらなぜか沖田さんに笑われた。

「うんうん。性格悪い!」

「こええしな。」

「まぁ、間者ではなさそうだよね。」

藤堂さん、永倉さん、原田さんにも口々にそんな事を言われる。

「…あたし、記憶がないんです…」

唐突に言ったからなのか、みんなおどろく。


ー信じてくれると思った。

ーまだ会って間もないけど優しい人達だと思った。

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