*。・゜例え記憶をなくしても゜・。*【番外編追加中&リク受付中】
「沖田さんに近付かないでっ!」

気づいたらそういって走り出してた。

嫉妬してる自分がいやで。

感情なんて捨ててしまえばいいって思ったけど、現実はそんなにうまくはいかなくて、やっぱり目のあたりにするとダメみたい。


ーツー

頬を何かが伝ったとき初めて気づいた。

あたしずっと嫉妬してたんだって。

そう気づいた瞬間なぜか涙が止まらなくなっちゃってその場で立ち止まって泣いた。

追いかけてくれるかもなんていうあたしの期待はすぐに打ち消されて、泣き疲れて眠るまで泣いていた。


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