*。・゜例え記憶をなくしても゜・。*【番外編追加中&リク受付中】
「ねぇっ
空が僕で僕が空なんだよねっ?」

意味不明な発言をするあたしの顔をした原田さんに一発お見舞いする。

殴った後にきづいた。

そういえばあたしの体じゃん!と。

「いたいよぉ・・・。
空の体だよ?もうちょっと丁寧に扱わないと・・・」

そういって舌をペロっと出す原田さん。

いつもの原田さんの美形で言われたら別に腹立たない。

ーバキっ

だけどついつい殴ってしまうのは、まぎれもなくあたしの顔でやられるから。

もういい。いくらあたしの体だろうがかまわない。

ただあたしの体で変なことはしてほしくないんだ。

そんなことを思いながら殴る、ける。

だけど忘れてた。


今の自分は原田さんの姿だっていうことに。
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