*。・゜例え記憶をなくしても゜・。*【番外編追加中&リク受付中】
「さーのーすけーーー?
僕に空に何やってるんですかぁー?」

そんな声で殴っていた手を止めた。

・・・総司だ。

え、なんか怒ってない?

怖いんですけど。

超怖いんですけど。

怖すぎて後ろふりかえれないんですけど!

「総司ー!原田さんが急にっ!」

そんな時、さっきまで屍になっていた原田さんが復活し、総司に助けを乞った。

ちょいまてぇ!

原田さん?何言ってるのかなぁ?

なんかあたしのマネしてない?

え、キモイんですけど。

やめてほしいんですけど。


あー・・・なんだろう。

ものっすごく嫌な予感がするなぁ。

「空大丈夫ですか?
左之助、何したんですか?」


「え?いや・・・・殴っただけ?ですが・・・」

そういった瞬間、体が宙に浮いた。

頬に激しい痛みが感じる。

あぁ、あたし殴られたんだ。

そう気づいたのは、原田さんがこちらを向いてくすくすと笑ってるときでした。


あぁ、あたしあんな変な顔で笑ってたんだ。

気持ち悪。

自分のことなのにそう思った。

あたしってほんとキモイわ。
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