*。・゜例え記憶をなくしても゜・。*【番外編追加中&リク受付中】
「・・・そんなことありえません」

「ほんとだって言ってるでしょ?」

「そうだよー俺らを見ても納得いかない?」


人の体を使ってそこらへんの隊士を誘惑していた原田さんを引っ張ってきて総司に大体の出来事を話した。


「・・・・じゃぁ昨日かばった空は偽物だったってことね?」

「うん、そういうことになるね♪」

原田さんがそういうと

「かばわなきゃよかった」

という総司のつぶやきが聞こえた。

「え?ひ、ひどいよ?
俺をかばうってことは空の体を傷つけないってことなんだよ?」

「あ、そうですよね。」

そうつぶやいた総司は一瞬考えたふりをして固まった。

「総司?」

急にどうしたのか、と思い呼ぶと、

ギロ…とあたし達を睨んだ。

「…空、左之助、昨日お風呂入った?」

ーギクっ

その言葉に2人ともビクつく。

「入ったん…ですね。
空はいいとして……。
空の裸を見たなんて…左之助…許しません!」

やばい。

本格的にやばい。

あたしはいいとして原田さんが殺られる。

原田さんの体に攻撃したら、今あたしが痛いし、あたしの体に攻撃されたらあたそが戻った時に痛い。

それだけは阻止しなければいけない。

原田さんも考えていることは同じみたいで、顔がこわばっている。
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