*。・゜例え記憶をなくしても゜・。*【番外編追加中&リク受付中】
「…原田さん、お風呂どうします?」

入れ替わったものの、お風呂はやっぱり入りたい。

「俺はいいけど空は嫌でしょ?」

嫌に決まってる。

決まってるけど………。

「総司の前では綺麗な自分でいたいじゃん?
…例え中身は違っても…さ」

「えっ///」
(うわ…俺やばいかも。
なにこの可愛い子)

「それに………汚いのは嫌」

絶対嫌。

「…だよね」
(絶対こっちが本音だ。)

「けど……原田さんに見られるのはもっと嫌。」

「…ゴメンナサイ」
(でーすーよーねー…)

「どーしよう…。
なんかいい案はない?」

そう言うとポンっと原田さんが手を叩いた。

「いいこと考えちゃった♪」

それはもう、満面の笑みで。
< 297 / 392 >

この作品をシェア

pagetop