*。・゜例え記憶をなくしても゜・。*【番外編追加中&リク受付中】
「それで、どこ行くの?」

ギャーギャー言っていた総司に結局は折れるあたし。

「やだなぁ。甘味処に決まってるじゃないですか♪」

いや、決まってないから。

でもそんな小煩い我儘を聞いちゃうのは、

「フふふーーン♪〜♪」

総司の嬉しそうな顔を見たいからなんだろうな。

「何食べるんですか?」

「んー…とりあえずは団子と饅頭と餡蜜ですかねぇ」

「楽しみですね♪」

「はいっ♪」

あたしは総司ほどじゃないけど甘いものが好き。

だから結構楽しんじゃったりするんだ。
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