*。・゜例え記憶をなくしても゜・。*【番外編追加中&リク受付中】
平助が部屋に戻ったあと、空の顔をじーっと見る。

「初めは、警戒心バリバリで、大嫌いだったのに…」

「なんで、こんなに愛しくてしょうがなくなってしまったんでしょうか…」

そっと空の髪を撫でる。

サラサラの黒髪に触れてその髪にそっと口づけを落とす。

「…空、愛してます」

眠っている空にそうつぶやくと、隣りの布団に入った。

そう、空が起きているなんてことを知らずに
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