*。・゜例え記憶をなくしても゜・。*【番外編追加中&リク受付中】
「だから、土方さんはさぁー・・・」

夕焼けで赤く染まった空を見ながら隣にはコイツがいる。

それだけで、十分じゃねえか。

「・・・空」

「え?」

でも、これだけは言わせてほしい。

「愛してる」

「っはっ?!
ってか今名前!!初めて・・・・ってええええ?!」

「安心しろ、仲間としてだ。
クソガキを女として見たことは一回もないからな」

「ちょっ!!!!ひど!!!!」

「うっせえ」

そういいながら顔が真っ赤になっている俺に対して何も言わないのはこいつが鈍感なのもあると思うが、

「えへへっ」

きっと、俺の気持ちなんてすべてお見通しでそばにいてくれてるんだろうなって思う。

気持ちわりい男だけどそんな空に俺は一生叶わない気がする。

-end
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