*。・゜例え記憶をなくしても゜・。*【番外編追加中&リク受付中】
「わー!ピッタリ!」

クルクルと回りながらどこもおかしくないかチェック。

いつもは原田さんに着物を着せてもらってた。

幸か不幸か今は5才ぐらいの身体

全然ばれなかった。

……悲しいけど

「空似合うなあ、それじゃ行こっかー!」

……どこへ?

そう聞くや否や、部屋から廊下へ連れ出された

ちょ、こんな格好で外出て……っ

「こういうのは、楽しんだもん勝ちなんだよ、だから行こっ‼︎」

…あたしの心を見透かしているように平助は言った

「…っふふっ…そうだね」

そう言って平助の手をつなぎ、

「…え、」

「遊ぼっ」

「…うんっ‼︎」

平助と二人で手を繋ぎながら屯所内を駆け回った
< 363 / 392 >

この作品をシェア

pagetop