*。・゜例え記憶をなくしても゜・。*【番外編追加中&リク受付中】
「…っぎやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁー!」

空、本日2度目の叫び

まあ、普通の人間なら叫ぶだろう。

だって、だって、

「か、髪が急に伸びっ伸びてっ…」

そう話している間もグングンと伸びていくあたしの髪の毛。

「い、いやぁぁ、き、気持ち悪いぃぃぃ!」

そして数分後、

「……いやぁぁぁぁぁ…」

山南さんの部屋が埋れるぐらいに伸びたあたしの髪は、ピタリと止まった。

「な、何が起きたの?」

「空さんが飲んだのは…増毛のお薬です。」

は?増毛?

「…最近、私の髪が薄くっ…」

その言葉に山南さんの頭部を見ると、確かに薄くなっていた。

「……じゃあ必死に隠してたのは…」

「恥ずかしいじゃないですか」


「……紛らわしいことしないでくださいっ!!!!!」

「はっ、はい!」
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