*。・゜例え記憶をなくしても゜・。*【番外編追加中&リク受付中】
「梅雨だなぁー…」

梅雨は洗濯物が乾きにくいから嫌い。

しかも、部屋干しするとなると、屯所内の男臭い匂いも混ざるから…

「梅雨明けしろーーーっ‼︎」

雲に向かってそう叫んだとき、玄関からカタッと音がした。

猫かなぁ…

たいして気にもせず、洗濯を続ていたが、

「あれっ?蒼(ソウ)じゃん。」

そんな声がしてダッシュで玄関へ向かった。
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