*。・゜例え記憶をなくしても゜・。*【番外編追加中&リク受付中】
「蒼っ‼︎」

そんな時、バタバタと慌ただしい音と、声がした。

どうやら、、帰ってきたらしい。

スッと蒼の元を離れてそこに向かう。

「…蒼、ね…」

…本当は、言いたくない。

だって…そんなの悔しいじゃない。

「蒼ちゃんの、お父さんは人殺しだって……」

どうしよう、目が見れない。

「…そっか」

明かに声のトーンが下がったのがわかった。

それはそうだろう。

自分の娘が自分の事でいじめられたら…。

あたしだったら耐えられない。


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