*。・゜例え記憶をなくしても゜・。*【番外編追加中&リク受付中】

あなた誰?

…んー…つまんない。

今はお昼。

ポカポカしてて気持ちいけど……暇。

暇暇暇暇暇暇暇暇暇暇暇暇暇暇暇暇暇

平助がいなくなってから1時間ほど。

監視がこない。

少しは話し相手いないとあたしだってつまらないのにぃ!

なんて考えるけどまぁ、みんなは忙しいよねって思う。

ちょっとは自分のことも考えるかぁ…。

ってあれ?

結局あたしって誰なんだろう。

空って誰?

あたしじゃないよね?

あたしの本当の名前は?

ードクン

「っやだやだやだやだやだ!」

体が拒絶反応をおこす。

その時、ドンっという大きな音と共に見たことのある大きな扉が現れた。

「…なにこれ……」

そう言うと、触れてもいないのに扉が開いた。

ーその瞬間、ふっと意識を手放した。

「空っ?!」

その時、そんな声が聞こえたような気がした。

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