*。・゜例え記憶をなくしても゜・。*【番外編追加中&リク受付中】
「空、ちょっとこい。」

突然の土方さんからの呼び出し。

何だろう?と思いながら付いていく。

来てからまだ2日しかたってないのに…。

「入れ」

そう言われ、土方さんのあとに続く。

「失礼します…」

「君が…空くんか。」

…誰?

聞いたことのない声がした。

ふっと顔を上げる。

「……うわぁ…」

そこには威厳正しいおっさんが座っていた。

でもどこか優しそうな人。

「近藤さん、まずは本題だ。」

そして知らない間に土方さんも座っている。

座っていないのはあたしだけだ。

座っていいのか分からずそわそわしてると、

「あぁ、座れ」

と土方さんに言われ座った。
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