*。・゜例え記憶をなくしても゜・。*【番外編追加中&リク受付中】
「ひっくっしゅん!」

「ん………」

クシャミの音に目が覚める。

まだ辺りは真っ暗だ。

「あれ?ここどこ?」

見たことのない部屋に驚く。

「土方さん?」

辺りをよく見回すと机に突っ伏したまま土方さんが寝ていた。

よくみるとあたしには布団がかけられている。

「土方さん…」

あたしにかけてくれたんだ…。

「…ほんと…優しい人ばかり…」

さっきまであたしにかけられていた布団を土方さんにかける。

「んー…」

「ありがとうございました…」

そう言って土方さんの部屋を出て考える。

はて?なんであたしは土方さんの部屋にいたんだ?と。

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