*。・゜例え記憶をなくしても゜・。*【番外編追加中&リク受付中】
「じゃあまずはてめえからだな。平助」

「えっ?!ちょっ空ーーー!」

後ろでそんな声がしたけど気にしてられない。

平助、あなたの死は無駄にはしないわ☆
キラーン(効果音)

「おい空まてごらぁぁぁぁーー!」

屯所の周りをぐーるぐる回る。

ーガラッ

「お願い、かくまって!」

そして適当な部屋を見つけて隠れる。

「えっ?!誰だよお前!」

隊士の部屋に入ってっちゃったときもあって、いろんなこと言われたけど鬼さんに捕まるよりよっぽどましだ。

ードンッ

「おい、ここでクソガキ見なかったか?」

「え、もしかしてこいつっすか?。」

「…ちょ、ちょっとーー!」

だけどみんなあたしのことなんて知らないわけで、警戒心まるだしで土方さんが聞くとすぐに居場所を答えた。

「よぉ、そこにいたかぁ。
さーて斬るとするかぁー」

「ぎゃーー〜ーーーー!」

そんなかんだで屯所中を駆け回り、鬼さんに捕まった頃には朝早くにも関わらず、屯所中の人が起きていた。
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