受胎告知Fake of fate【アンビエンス エフェクト第二のマリア】
三年生に昇級した日。
友達の証としての眞樹の行為が嬉しくて、俺は形も色も同じ携帯にしたんだった。
だって俺達は、誕生日が一緒。
双子じゃないかと言われる程顔も似ていた。
あれっ?
だとしたら、この携帯は誰のだ?
眞樹に十八禁ゲームが出来るはずがなかった……
「ゲームタイトル。アンビエンス エフェクト?」
俺は暫く考えていた。
何処かで聞いたタイトルだったからだ。
「あっ解った臨場感だ。へーこんなのあったんだ」
アンビエンスとはギターやアンプの空気感とでも言うのだろうか?
確か音楽好きなクラスメートが言っていたような気がする。
だからアンビエンス・エフェクトで臨場感と総称するらしい。
でも俺はそんなことよりも……
早速ゲーム『十八禁ダークファンタジー』コーナーの中の『アンビエンス エフェクト』をセレクトした。
何故これを選んだかと言うと、眞樹が遊んだと思われる履歴があったからだ。
俺は眞樹がどんなゲームをしているのかに興味があったんだ。
エリートコースまっしぐらの噂が高い眞樹の、本当の一面を知りたいと言う好奇心に勝てなかったからだった。
俺は震えていた。
勿論武者震いだ。
知らなかったんだ。
ケーゲーにこんなゲームが存在していた事実を。
(十八禁か……エロいのかな? 俺……そう言うのヤダよ。眞樹……本当にこんなので遊んでいるのか?)
俺は信じられなかった。
(あの眞樹が……)
俺はいつかため息を吐いていた。
(もしかしたら……十八禁ってゆう事は、物凄いグロいヤツなのか?)
俺は……
きっとそうに違いないと思い込んでいた。
だから俺は勝手に想像しながら、熱い血をたぎらせていた。
(アンビエンス エフェクトって言うからには、相当リアルに出来たな怪物なんだろう? それとも、本物? まさか……)
俺は既に……
遣る前から……
このゲームの虜になっていたのかも知れない。
だから、自然に手に汗をかいていた。
その汗をテーブル布巾で拭いた。
(興奮してる。眞樹……どうしよう?)
俺はチワワシールにそっと指を運んだ。
友達の証としての眞樹の行為が嬉しくて、俺は形も色も同じ携帯にしたんだった。
だって俺達は、誕生日が一緒。
双子じゃないかと言われる程顔も似ていた。
あれっ?
だとしたら、この携帯は誰のだ?
眞樹に十八禁ゲームが出来るはずがなかった……
「ゲームタイトル。アンビエンス エフェクト?」
俺は暫く考えていた。
何処かで聞いたタイトルだったからだ。
「あっ解った臨場感だ。へーこんなのあったんだ」
アンビエンスとはギターやアンプの空気感とでも言うのだろうか?
確か音楽好きなクラスメートが言っていたような気がする。
だからアンビエンス・エフェクトで臨場感と総称するらしい。
でも俺はそんなことよりも……
早速ゲーム『十八禁ダークファンタジー』コーナーの中の『アンビエンス エフェクト』をセレクトした。
何故これを選んだかと言うと、眞樹が遊んだと思われる履歴があったからだ。
俺は眞樹がどんなゲームをしているのかに興味があったんだ。
エリートコースまっしぐらの噂が高い眞樹の、本当の一面を知りたいと言う好奇心に勝てなかったからだった。
俺は震えていた。
勿論武者震いだ。
知らなかったんだ。
ケーゲーにこんなゲームが存在していた事実を。
(十八禁か……エロいのかな? 俺……そう言うのヤダよ。眞樹……本当にこんなので遊んでいるのか?)
俺は信じられなかった。
(あの眞樹が……)
俺はいつかため息を吐いていた。
(もしかしたら……十八禁ってゆう事は、物凄いグロいヤツなのか?)
俺は……
きっとそうに違いないと思い込んでいた。
だから俺は勝手に想像しながら、熱い血をたぎらせていた。
(アンビエンス エフェクトって言うからには、相当リアルに出来たな怪物なんだろう? それとも、本物? まさか……)
俺は既に……
遣る前から……
このゲームの虜になっていたのかも知れない。
だから、自然に手に汗をかいていた。
その汗をテーブル布巾で拭いた。
(興奮してる。眞樹……どうしよう?)
俺はチワワシールにそっと指を運んだ。