初恋の、人
あとがき、または言い訳
今がどんなに幸せだとしても
思い出す恋がある、とあるときある人と話した。
そうか、私だけではないんだ、と安心した。
溢れてくる想いをこうして綴ってみると、涙を零しちゃいないのだけど、泣きたいときにちょびっとだけ泣けたような、そんな気持ちで、なんだか少し爽快なのだ。
この気持ちをこうして誰かに見てもらえたら、誰かが、「あぁ、うん。私も。」と思ってくれたら・・・と思って公開。
あなたの初恋が、心の中で燻る事なく、いつまでも優しく、今のあなたを見守ってくれますように。
2013年とある夏の日
夏 小奈津 拝