ホントのお前が好きなんだッ!

なーんて考えている内に、私の番になってしまった。

「え、えっと…城之内中学校出身の、日向…香織です…。よ、よろしくお願いします」

出来るだけ小さな声にして自己紹介をした。

出身の中学と名前以外は、特に何も言わなかった。

…言いたくなかったから…。

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