ほんとの笑顔が見たかったんだ



それから、日々は過ぎて行った。

私は勉強や文化祭の準備などで学校生活が忙しくなって、ソラや龍星君と会う時間も少なくなっていった。

次第に気候も段々涼しくなってきて、あんなに嫌だった夏の暑さがもう恋しくなるようなそんな季節に変わってきた。

そして、10月の終わりを迎えた。
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