ほんとの笑顔が見たかったんだ
スーパーで買い物を済ませ、私が帰ったのは育ったあの家ではなく、まだ築年数が浅い綺麗なアパート。

カギを開け、ちょっと急いで夜ご飯の支度をする。

今日は彼が好きなメニュー。

ハンバーグにしよう。

彼が喜んでくれる顔を想像しながら、2個のハンバーグを焼き始めた。
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