ほんとの笑顔が見たかったんだ
「ソラ、どうしたの?」
ママに言われた"イケメン"と言う言葉に照れて顔を赤くするソラにたずねた。
「あのさ、龍星と三人で花火しねぇ?」
「あれ?龍星君、実家に帰ったんじゃなかったっけ?」
「一昨日からまた俺ん家泊まってる」
龍星君、こっちに来てたんだ。
トークモードで教えてくれたら良かったのに。
ま、色々と忙しかったのかな。
「飯食ってからでも良いし。俺ら適当に待ってるから」
まだ途中の宿題の事が少し気になる。
でもこうやって、ソラがわざわざうちまで誘いに来てくれたんだしね。
それに、久しぶりに龍星君にも会えるし。
「うん!ごはん食べたらすぐ行くよ!」
こう言うしかないよね!
それにママだって、
「たまには息抜きも大事よ」
って言ってくれてるわけだし!
夏休みに入ってから夏らしい事まだなにもしていないから嬉しい!
「じゃ、また後で」
「うん!またね!」
玄関のドアを閉めようとするソラに軽く手を振った。
だけどここで、私は気づいた。
「あれ?ソラ、なんで私が今晩ごはん食べてた事知ってるの?」
私はそう言うと、ソラは珍しく笑って私の顔を指差した。
「じゅな、口に米粒付いてんぞ」
だからか!!!!
「じゃあまた後で!!ソラ、誘ってくれてありがとう!!」
恥ずかしくなって、ソラの顔を見ずに、台所へ駆け戻った。
玄関ではしばらくママとソラの笑い声が聞こえていた…。
ママに言われた"イケメン"と言う言葉に照れて顔を赤くするソラにたずねた。
「あのさ、龍星と三人で花火しねぇ?」
「あれ?龍星君、実家に帰ったんじゃなかったっけ?」
「一昨日からまた俺ん家泊まってる」
龍星君、こっちに来てたんだ。
トークモードで教えてくれたら良かったのに。
ま、色々と忙しかったのかな。
「飯食ってからでも良いし。俺ら適当に待ってるから」
まだ途中の宿題の事が少し気になる。
でもこうやって、ソラがわざわざうちまで誘いに来てくれたんだしね。
それに、久しぶりに龍星君にも会えるし。
「うん!ごはん食べたらすぐ行くよ!」
こう言うしかないよね!
それにママだって、
「たまには息抜きも大事よ」
って言ってくれてるわけだし!
夏休みに入ってから夏らしい事まだなにもしていないから嬉しい!
「じゃ、また後で」
「うん!またね!」
玄関のドアを閉めようとするソラに軽く手を振った。
だけどここで、私は気づいた。
「あれ?ソラ、なんで私が今晩ごはん食べてた事知ってるの?」
私はそう言うと、ソラは珍しく笑って私の顔を指差した。
「じゅな、口に米粒付いてんぞ」
だからか!!!!
「じゃあまた後で!!ソラ、誘ってくれてありがとう!!」
恥ずかしくなって、ソラの顔を見ずに、台所へ駆け戻った。
玄関ではしばらくママとソラの笑い声が聞こえていた…。