そして今日も君の夢を
「ごめんなしぃ!」

そう謝りながら優くんは帰ってきた。

「…ねぇ優くん。…謝ってるの?」


「…え?」


私にはその時優くんが謝ってると思えなかった。


「当たり前じゃん!」

なんていう優くんも信じられなかった。


で、私は言ってしまった。

まったく言うはずのなかったことを…。
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