そして今日も君の夢を
授業なんて上の空
早く終わらないかななんて小声で口に出したりして
放課後が待ち遠しかった


放課後優くんが

「悠木さん用意できた?帰ろ~」

って。
あぁなんか半年まえに戻ったみたいだなぁってちょっと思い出してたら

「悠木さん?」

ヒラヒラって振られてる手が私の視界いっぱいになってる。

「うわぁ!!」
ガタガタ

あまりのびっくりさに椅子から転びかけた…
さすがに優くんが目の前で手振ってるなんてびっくり以上だよ?

「ぶっ…ははははは!!!!悠木さん転んでない?大丈夫?」

「だ、大丈夫…ハハ…」
< 31 / 43 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop