CINDERELLA STORY~貴方に巡り会えた奇跡~
ブツブツと独り言を言うように口に出していると、ジェニファーがHappy Christmasが良いんじゃないっと口出して来た
なら、恋人達のクリスマスではなく、幸せなクリスマスで決定だ
簡単にタイトルが決まってしまったけど、これからが大変
今回は、出来ればアップテンポで楽しい楽曲にしたい
誰もが心が疼き、クリスマスを楽しみにしたいっと思えるような曲調
そんな事を考えていると、車はホテルへと到着してしまった
すると直ぐにドアマンが車のドアを開けてくれたのだが、そのドアマンの後ろにはキムさんよりも若く、ロングのワンピース姿の長い髪をした女性が立っていて、私とジェニファーはキムさんの娘さんだって事に直ぐに気が付いた
妊婦さんだって言っていたから、お腹の膨らみがあるのかと思ったけど、それ程目立った感じは見られない
もしかしたら着ているワンピースのせいかもしれないが、キムさんと並び立つ姿は姉妹って思うくらい似ていた
背丈も変わらないし、キムさんが年齢以上に若いって事もあるんだろうけど、親娘って言うよりは姉妹って表現の方が相応しく思える
【娘です】
【初めまして、キム・ミヨンです】
【話は伺ってます
部屋を用意してますので、そちらに行きましょう】
キムさんが娘さんを差し出すように背中を押すと、娘さんは一歩前に出て私達に深々とお辞儀をしながら挨拶をしてきた
そんな二人にジェニファーは淡々と答え、私が泊まってる部屋の隣にある部屋にキムさん達を招き入れたのだった
そして私とジェニファーと向き合う形でソファーに腰掛けるキムさんと娘さんに、ジェニファーは取り出した携帯で誰かに電話を掛け始めた
その言葉を聞いてると、どうやらCM撮影の関係者が相手だったみたいで、CM撮影には本部長であるパク・シフォンを同席させて欲しいと言っているのが分かった
そんな中、再び私の携帯が鳴った
勿論、相手は篤人
出たい
そう思ったけど、今は無理な状況だ
でも、このまま無視なんか出来ない
だから私は一度席を立ち、持っていたノートパソコンを起動させると打ち合わせが終わったら電話するねっと言う簡単な文面を打ち、篤人のパソコンにメールを送信し、再び席に戻るとジェニファーは電話を終えていて、パク・シフォンの同席が適ったと私に告げて来た
【契約しましょう
ただし、お分かりのようにチャンスは明日だけです
残念ながらRURIのスケジュール上、CM撮影の時間は午後から3時間しか取れません
体調面の事もありますし、撮影後はコンサートのリハなどもRIRIは控えてます
ですから、時間は3時間
その時間内で彼と話し合って下さい
出来ますか?】
【出来ます!!
私は、彼の本当の気持ちを知りたいんです
彼が私との関係を終わらせたいと望んでいるなら、私もキッパリと彼を諦めます
でも、そうでなければ‥‥】
【そちらの事情は分かってますが、私共に出来るのはミヨンさんに3時間の時間を与える事だけです
冷たいような言い方ですが、リミットは3時間
それ以上は私共は手を貸す事は出来ません
どうかご理解下さい
それと、RURIの部屋への出入りは禁止です
もし再びRURIの部屋に来る事があれば、法的な処置を取らざる得ません】
なら、恋人達のクリスマスではなく、幸せなクリスマスで決定だ
簡単にタイトルが決まってしまったけど、これからが大変
今回は、出来ればアップテンポで楽しい楽曲にしたい
誰もが心が疼き、クリスマスを楽しみにしたいっと思えるような曲調
そんな事を考えていると、車はホテルへと到着してしまった
すると直ぐにドアマンが車のドアを開けてくれたのだが、そのドアマンの後ろにはキムさんよりも若く、ロングのワンピース姿の長い髪をした女性が立っていて、私とジェニファーはキムさんの娘さんだって事に直ぐに気が付いた
妊婦さんだって言っていたから、お腹の膨らみがあるのかと思ったけど、それ程目立った感じは見られない
もしかしたら着ているワンピースのせいかもしれないが、キムさんと並び立つ姿は姉妹って思うくらい似ていた
背丈も変わらないし、キムさんが年齢以上に若いって事もあるんだろうけど、親娘って言うよりは姉妹って表現の方が相応しく思える
【娘です】
【初めまして、キム・ミヨンです】
【話は伺ってます
部屋を用意してますので、そちらに行きましょう】
キムさんが娘さんを差し出すように背中を押すと、娘さんは一歩前に出て私達に深々とお辞儀をしながら挨拶をしてきた
そんな二人にジェニファーは淡々と答え、私が泊まってる部屋の隣にある部屋にキムさん達を招き入れたのだった
そして私とジェニファーと向き合う形でソファーに腰掛けるキムさんと娘さんに、ジェニファーは取り出した携帯で誰かに電話を掛け始めた
その言葉を聞いてると、どうやらCM撮影の関係者が相手だったみたいで、CM撮影には本部長であるパク・シフォンを同席させて欲しいと言っているのが分かった
そんな中、再び私の携帯が鳴った
勿論、相手は篤人
出たい
そう思ったけど、今は無理な状況だ
でも、このまま無視なんか出来ない
だから私は一度席を立ち、持っていたノートパソコンを起動させると打ち合わせが終わったら電話するねっと言う簡単な文面を打ち、篤人のパソコンにメールを送信し、再び席に戻るとジェニファーは電話を終えていて、パク・シフォンの同席が適ったと私に告げて来た
【契約しましょう
ただし、お分かりのようにチャンスは明日だけです
残念ながらRURIのスケジュール上、CM撮影の時間は午後から3時間しか取れません
体調面の事もありますし、撮影後はコンサートのリハなどもRIRIは控えてます
ですから、時間は3時間
その時間内で彼と話し合って下さい
出来ますか?】
【出来ます!!
私は、彼の本当の気持ちを知りたいんです
彼が私との関係を終わらせたいと望んでいるなら、私もキッパリと彼を諦めます
でも、そうでなければ‥‥】
【そちらの事情は分かってますが、私共に出来るのはミヨンさんに3時間の時間を与える事だけです
冷たいような言い方ですが、リミットは3時間
それ以上は私共は手を貸す事は出来ません
どうかご理解下さい
それと、RURIの部屋への出入りは禁止です
もし再びRURIの部屋に来る事があれば、法的な処置を取らざる得ません】