CINDERELLA STORY~貴方に巡り会えた奇跡~
運転しながら、何故だか篤人からの質問攻めに合う私
だけど答えてる内に、篤人さんと共通点が多い事が分かった
同じ価値観
そう言うのって、やっぱり居心地が良い
全く違う価値観も自分の為になったりするけど、共通する事が多いのは話していても楽しいし、時間を忘れられる
対談の時‥‥
それから電話やメールでも、もしかしたらって感じていたが、実際に2人で過ごす時間は楽しくって話題が尽きる事がなかった
「海を見てるとさぁ~
人間って、マジで小さいって思わない?」
「確かに‥‥
人間って小さいよね
でも小さいながらも辛さや悲しみ、勿論喜びとか色んな事があって、私は海を見てると、小さな人間でも頑張ってれば大きな力になるんじゃないかって思えて、だから頑張ろうって思うんだよねぇ~」
「大きな力かぁ~
俺、海って好きなんだよね~
言葉にするのは、ちょっと難しいんだけど‥‥
心が充電されるって言うのかなぁ~
そんな感じがするんだ
だから瑠璃が言ったように、俺も海を見ながら頑張ろうって思ってる」
「分かるよ
海を見てると、心が満たされるんでしょ?」
「そう‥‥
それだ!!
心が満たされるし、変に力が入っているのが抜けてリラックス出来るんだよ
だから瑠璃に、明日からのコンサートがリラックスして臨めるように海を見せたかった‥‥」
「ありがとう‥‥」
海岸線の駐車場に車を停めた篤人は、車から降りようとはせずに車の窓だけを開けてくれた
そして私達は車内に潮風が心地良く入り込む中、夕暮れ時の海を眺めながら話をしていたのだった
「さてと、何か食べに行こうか?
何か食べたい物とかある?」
何か食べたい物かぁ~
「和食とか食べたいかな?」
「OK!!
じゃあ、和食の店に行こう」
爽やかに笑った篤人さんの笑顔に、ちょっとドキッと鼓動が高鳴ってしまった
あぁ~
やっぱり、私は彼の事が好きなのかも‥‥
でも、まだ出逢って間もない
好きって言うには、まだ早い気がして言葉にする事は出来ない
それに、もし篤人さんに断られたら‥‥
そう思うと、一歩踏み出す勇気が出ない私だった
だけど、考えたら日本を離れる時間は迫っている
日本でのコンサートが終わったら、翌日には韓国に行かなければならない
それに、またいつ日本に来れるか‥‥
どうしよう‥‥
そんな焦りを感じながら、私は篤人に連れて行かれたお寿司屋さんで食事をしながら、自分の勇気のなさを痛感していたのだった
だけど答えてる内に、篤人さんと共通点が多い事が分かった
同じ価値観
そう言うのって、やっぱり居心地が良い
全く違う価値観も自分の為になったりするけど、共通する事が多いのは話していても楽しいし、時間を忘れられる
対談の時‥‥
それから電話やメールでも、もしかしたらって感じていたが、実際に2人で過ごす時間は楽しくって話題が尽きる事がなかった
「海を見てるとさぁ~
人間って、マジで小さいって思わない?」
「確かに‥‥
人間って小さいよね
でも小さいながらも辛さや悲しみ、勿論喜びとか色んな事があって、私は海を見てると、小さな人間でも頑張ってれば大きな力になるんじゃないかって思えて、だから頑張ろうって思うんだよねぇ~」
「大きな力かぁ~
俺、海って好きなんだよね~
言葉にするのは、ちょっと難しいんだけど‥‥
心が充電されるって言うのかなぁ~
そんな感じがするんだ
だから瑠璃が言ったように、俺も海を見ながら頑張ろうって思ってる」
「分かるよ
海を見てると、心が満たされるんでしょ?」
「そう‥‥
それだ!!
心が満たされるし、変に力が入っているのが抜けてリラックス出来るんだよ
だから瑠璃に、明日からのコンサートがリラックスして臨めるように海を見せたかった‥‥」
「ありがとう‥‥」
海岸線の駐車場に車を停めた篤人は、車から降りようとはせずに車の窓だけを開けてくれた
そして私達は車内に潮風が心地良く入り込む中、夕暮れ時の海を眺めながら話をしていたのだった
「さてと、何か食べに行こうか?
何か食べたい物とかある?」
何か食べたい物かぁ~
「和食とか食べたいかな?」
「OK!!
じゃあ、和食の店に行こう」
爽やかに笑った篤人さんの笑顔に、ちょっとドキッと鼓動が高鳴ってしまった
あぁ~
やっぱり、私は彼の事が好きなのかも‥‥
でも、まだ出逢って間もない
好きって言うには、まだ早い気がして言葉にする事は出来ない
それに、もし篤人さんに断られたら‥‥
そう思うと、一歩踏み出す勇気が出ない私だった
だけど、考えたら日本を離れる時間は迫っている
日本でのコンサートが終わったら、翌日には韓国に行かなければならない
それに、またいつ日本に来れるか‥‥
どうしよう‥‥
そんな焦りを感じながら、私は篤人に連れて行かれたお寿司屋さんで食事をしながら、自分の勇気のなさを痛感していたのだった