CINDERELLA STORY~貴方に巡り会えた奇跡~
そう言えば、優希は中学から演劇部に入っていて、夢は女優だって言っていた事があった
菜摘はカラオケに行くと抜群に旨くて、歌とダンスのレッスンを受けているって言っていた事を思い出した
「優希も菜摘も、夢を叶えたんだね♪
凄いじゃん!!」
「何を言ってるのよ!!
瑠璃なんてモデルとして有名になっちゃって、そしたら今は世界の歌姫になっちゃって‥‥
私達が、どれだけ驚いたと思ってるの?」
「そうだよ!!
瑠璃に連絡しても、手紙は宛先が不明だって戻って来ちゃうし‥‥
私達、瑠璃の出てる雑誌は全て買ってたし、CDだって全部持ってるんだからね!!」
えっ?
宛先不明?
私がアメリカに引っ越した時、引っ越し先の住所を教えたよね?
住所は変わってないし、二人から連絡がないから、私はてっきり私の事なんて忘れてしまったのだと思っていた
それに、私だって手紙を書いたけど返事は返って来なかった
「「「どう言う事?」」」
それぞれの疑問が同時に被さってしまい、私達は顔を見合わせて笑ってしまったのだった
そして気が付いたのは、互いに再確認の為に携帯に登録していた住所を見せ合うと、私達が書いた住所が違っていたと言う、なんともお粗末な落ちだった
でも、私達は高校の時に教え合った携帯の番号やメアド
そして住所や誕生日などを消さずにいたって事だ
「RURI‥‥
Today already work the end.
Enjoy it with a friend slowly after a long absence.」
雑誌の対談が終わった私に、ジェニファーが今日の仕事は終わったから、友達と楽しめと言ってくれたのには、流石に驚いた
でも、粋なジェニファーの計らいが嬉しくって、思わず飛び跳ねるように抱き着くと、まだまだ子供ねって笑われてしまったのだった
「正直、瑠璃に会いたいとは思っていたけど、瑠璃は世界の歌姫になっちゃって、もう会えないのかもしれないって思ってたんだ
もしかしたら日本に来た時に、歌番組で共演する事があるかもしれないとは思ったりもしたけど、そう簡単に話し掛けられないだろうしさぁ~
でも、瑠璃の会社の人から連絡があって、その時は信じられないって舞い上がっちゃった!!」
「私もだよ!!
この話が出た時、直ぐに菜摘に連絡したんだよ
そしたら、菜摘も一緒だって言うからドッキリじゃないんだって思って、昨日は興奮して眠れなかったんだから!!」
菜摘はカラオケに行くと抜群に旨くて、歌とダンスのレッスンを受けているって言っていた事を思い出した
「優希も菜摘も、夢を叶えたんだね♪
凄いじゃん!!」
「何を言ってるのよ!!
瑠璃なんてモデルとして有名になっちゃって、そしたら今は世界の歌姫になっちゃって‥‥
私達が、どれだけ驚いたと思ってるの?」
「そうだよ!!
瑠璃に連絡しても、手紙は宛先が不明だって戻って来ちゃうし‥‥
私達、瑠璃の出てる雑誌は全て買ってたし、CDだって全部持ってるんだからね!!」
えっ?
宛先不明?
私がアメリカに引っ越した時、引っ越し先の住所を教えたよね?
住所は変わってないし、二人から連絡がないから、私はてっきり私の事なんて忘れてしまったのだと思っていた
それに、私だって手紙を書いたけど返事は返って来なかった
「「「どう言う事?」」」
それぞれの疑問が同時に被さってしまい、私達は顔を見合わせて笑ってしまったのだった
そして気が付いたのは、互いに再確認の為に携帯に登録していた住所を見せ合うと、私達が書いた住所が違っていたと言う、なんともお粗末な落ちだった
でも、私達は高校の時に教え合った携帯の番号やメアド
そして住所や誕生日などを消さずにいたって事だ
「RURI‥‥
Today already work the end.
Enjoy it with a friend slowly after a long absence.」
雑誌の対談が終わった私に、ジェニファーが今日の仕事は終わったから、友達と楽しめと言ってくれたのには、流石に驚いた
でも、粋なジェニファーの計らいが嬉しくって、思わず飛び跳ねるように抱き着くと、まだまだ子供ねって笑われてしまったのだった
「正直、瑠璃に会いたいとは思っていたけど、瑠璃は世界の歌姫になっちゃって、もう会えないのかもしれないって思ってたんだ
もしかしたら日本に来た時に、歌番組で共演する事があるかもしれないとは思ったりもしたけど、そう簡単に話し掛けられないだろうしさぁ~
でも、瑠璃の会社の人から連絡があって、その時は信じられないって舞い上がっちゃった!!」
「私もだよ!!
この話が出た時、直ぐに菜摘に連絡したんだよ
そしたら、菜摘も一緒だって言うからドッキリじゃないんだって思って、昨日は興奮して眠れなかったんだから!!」