「えっと、うん。美梨那も大変みたいだし。支えてあげるのは当然よ」


にっこり笑ったまま、言った。



う・・・


言わなきゃ。


「あのね、翼くん・・・私・・・」



どこからか桜の花びらが落ちてきた。


「好き。翼くんを。付き合ってください。」



真剣な顔で言った。


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