彼女は泣いているのか、声が高くなった。



「強いのね。あたし、負けちゃった。きっと、記憶がすぐに戻ったのも、2人の絆があったからよね・・・ごめんなさい。電話しちゃって。それじゃぁね。」





それが、彼女の最後の言葉。



それからは、彼女とは連絡も取れず、会えなくなった。




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