大人っぽいけど、大人というには幼くて、子供というと、大人すぎた。


それが、あたしの一番の心友、華花那。


「ほら、行こう」


凛とした顔はやはり中学生というには大人すぎた。


「・・・うん」


あぁ、華花那と一緒でありますように・・・!!


クラスが貼り出された掲示板の周りには、たくさんの人が集まっていた。



「うわ、多いね。」


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