しばらく廊下をうろうろしていた。


「華花那ちゃん、一緒に帰らない?」


キモ。


私は翼くんにしか興味ないの。


失せろ。


心のなかでそんなことを思うも、微笑んでいた。



「ごめんなさい。今日は先約があるの。お誘いありがとう」


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