Jewel Box
元々露出が多めのあたしの服は簡単に剥がされた。
あぁ、あたしは高校生の餓鬼に犯されるのか。
元々放任主義の性格なのからか、
それとも酔いがまわっているせいなのか、
あたしは既にそんな事を考えていた。
初めての相手は、好きな人とが良かったな……。
そんな事を思いながらも、諦めの方が強くて、されるがままになっていた。
「抵抗しないんだ?」
あたしの上で馬乗りになりながら問い掛けてくる彼。
「抵抗したらやめてくれるの?」
冷たい目で彼を見つめる。
「いや?やめないけど。でも抵抗してくれないとつまらない」
彼の指が身体のラインを沿ってゆく。
「ねぇ、どうせやるならベッドでやってよ。ここじゃ痛いんだけど」
彼は何を思ったのか、ハアッと溜め息をつき、立ち上がった。
「何かあんたと居てもつまんない。他の女抱いた方がまだマシ」
そんな言葉を言い残して、彼は出て行った。