猫又四郎の奇怪幻想見聞録
「ああ、そういえばまた本棚に一冊増えてましたよ。新作投稿率、最近高いですね」
「書くことが何より好きですからねえ。ちなみに新作タイトルは【きょうもこたえはおしえません】。
ちなみにこの作品、今は非公開となっている作品の原型なんですよねえ。うむむ、いつか公開できるといいな」
「確か【Answer pleas 41%】でしたよね、その非公開作品」
「そうですよー、ああっ、早く完結させて公開したいっ!」
「はあ、それより先程から外に人影が見えるのですが…」
「りょーこちゃんが来たんじゃないんですか?ほらほらっ、行った行ったっ」
手でシッシッとしてくる愚弄人に促され、渋々玄関へと向かう。
野良さんも毎日放課後、飽きることなく来てくれるようになった。