猫又四郎の奇怪幻想見聞録
「ところで、なんでこの方たちが僕の家に?ここは本来、“そうやってこれる場所”ではないでしょう?」
「ああ、私が呼んだんですよ。宣伝のために」
……。
「え、宣伝のため?」
「ん、宣伝のため!……って、イタイイタイイタイッ、シロちゃん髪の毛引っ張らないでください毛根抜けるうううううっ」
「そのままハゲ散らかさせてあげますよ」
「れれっ、シロちゃん鬼畜度あがってね?上がってるよね完全に」
「お前ら仲良いよなー。まあ俺らも負けず劣らず仲良いけど」
「いやどこが?!テメェの頭どんだけ花畑なのっ、視力とかもはや節穴じゃすまされねえよソレっ!」
なんだかカオスになってきた。
愚弄人を落ち着かせてからこの二人の対処を考えましょうか。