猫又四郎の奇怪幻想見聞録
*
「、てなわけで!」
「ここからは僕たちに司会進行を務めさせてもらうよ」
「いやいや、あなたたち誰ですか」
唐突に現れたその人たち。
何が『てなわけで、』だ。全然ハナシが掴めないのだが。
おそらくあの愚弄人のせいだと思うのだが、今目の前にいる二人組は、明らかに場違いな格好をしている。
一人は王子、一人は奴隷。
ここまで言えばわかってもらえるだろうか。一部の読者さまのお察しの通り、
「俺は【トルガ】だ。あ?ンな目で見んじゃねえよ。見た通り、俺は女だっつの。一人称が俺で悪いか」
「おいトルガ、お前は口が悪すぎる。あまり暴言等々を吐くようなら、いっそのことナメクジを詰め込むぞ?」
「おい待て【リーク】、お前のがよっぽどタチ悪りぃぞ」
この方たちは【血染めの鎖】の世界からやって来たのだろう。
管理人の僕から言わせれば、『洋風ファンタジーの世界から出てきたキャラクター』か。
「、てなわけで!」
「ここからは僕たちに司会進行を務めさせてもらうよ」
「いやいや、あなたたち誰ですか」
唐突に現れたその人たち。
何が『てなわけで、』だ。全然ハナシが掴めないのだが。
おそらくあの愚弄人のせいだと思うのだが、今目の前にいる二人組は、明らかに場違いな格好をしている。
一人は王子、一人は奴隷。
ここまで言えばわかってもらえるだろうか。一部の読者さまのお察しの通り、
「俺は【トルガ】だ。あ?ンな目で見んじゃねえよ。見た通り、俺は女だっつの。一人称が俺で悪いか」
「おいトルガ、お前は口が悪すぎる。あまり暴言等々を吐くようなら、いっそのことナメクジを詰め込むぞ?」
「おい待て【リーク】、お前のがよっぽどタチ悪りぃぞ」
この方たちは【血染めの鎖】の世界からやって来たのだろう。
管理人の僕から言わせれば、『洋風ファンタジーの世界から出てきたキャラクター』か。