∞ANxIeTY∞

やっぱり出直そうか。
ふぅっとため息をもう一度ついて
くるりと門扉に背を向け

昼下がりの細い路地を
来たままに歩いて引き返す。


さっきは気付かなかった、懐かしい公園が視界に入る。
自然と足が公園の砂利を踏んでいた。
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