∞ANxIeTY∞



「ほな行くわ。」


「…グスッ」


「泣くな(笑)
また来るから、姉貴?」


玄関で
俺のバッグを握り潰して
駄々っ子のようにしゃがみ込んだ彼女に合わせてしゃがみ込む。


「また何年も先でしょーズッ」

「近々来るわ。」



「え?」
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