∞ANxIeTY∞
手持ち無沙汰になり携帯を取り出し無駄にボタンを触る。
明るすぎる液晶が、眠ろうと瞑っていた目には些かキツい。


相変わらず
絶対に電話してこないイオリに
今回も根負けして


携帯は、あ行にカーソルを合わす。

いっつも何日か待ってみるけど
イオリは絶対かけて来ない。



彼女は俺の事が好き。
多分間違ってはないと思う。
< 45 / 299 >

この作品をシェア

pagetop