偽りと真実~scrabble~


次に目が覚めたのはケータイのアラームの音。
遅刻だったけど、
今日は学校に行った。


家から学校までは近くて、
歩いて5分くらいの距離だった。

ゆっくり準備をして、学校へ向かった。

玄関は静か。廊下もやっぱり静かだった。
授業中の廊下は静まりかえっていて
人が誰一人居ないみたいだった。


とりあえず私は保健室に行った。
やっぱり将太がいた。

「ひかりぃーっ!おはぁ~っ」

「おはよー」

「浚学校サボりやがったぁ~っ!」

「そーなんだっ」

まぁ、よくあること。
将太とくだらない話をしていると
私のケータイが鳴った。
みさからだった…───

<昼から遊ぼっ☆>

今日は特に予定がなかったので
みさと遊ぶことにした。
すぐにみさから返事がきた。

<じゃあ、12:30にいつもの公園ねっ☆>

みさとは一樹の家以来会っていなかった。
保健室で少し寝て帰って準備することにした。


「11:00に起こして!!」

と将太に頼んで私は少し寝た。
将太だけじゃ信用ないのでケータイの
アラームをセットしておいた。

大きなアラームの音で目が覚め横を見ると、
(……やっぱり。)

将太も寝ていた。

起こさないようにそっと保健室を出て。
家へ向かった。

< 16 / 16 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

この作家の他の作品

公開作品はありません

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品をシェア

pagetop