新 抱かない男の見分け方
第5回 日本人のセックス事情
「セックスレス・カップルが増えているっていうのは世界的な傾向で、日本だけの問題じゃないんじゃない?」
答えはノー。主要40カ国でシェア、ナンバーワンを誇るコンドーム・ブランドのデュレックス(イギリス)が行なっているセックスに関する実態調査によると、2007年発表のセックス回数ナンバーワンは、ギリシャの年間164回。
一方、日本は年間48回で、調査した26カ国中、最下位というトホホな結果です。世界の平均年間回数103回の半分にも満たないどころか、25位の香港82回からも大きく水を空けられているというのだから、目も当てられません。
しかも、過去3年間の調査結果を見ると、2005年発表の首位もギリシャ(138回)、2004年発表はフランス(137回)、2003年発表はハンガリー(152回)とトップ争いに凌ぎを削っているというのに、日本は世界最下位を独走中なのです。
ヨーロッパ勢が強いだけじゃ? アジア勢はみんなそんな感じなんじゃない? と思ったあなた。ちょっと古いですが、日本は年間45回でこれまた最下位だった2005年のデータでご近所の国や地域を見てみましょう。
タイが31位で97回、中国が32位で96回、台湾が34位で88回、ベトナムが35位で87回、マレーシア36位83回、香港37位78回、そして38位インドネシア77回、39位インド75回、40位シンガポール73回と続きます。東・南・東南アジアの国や地域が下位を占めているのですが、それにしても日本の45回は少なすぎます。
(出典 「2005年デュレックス・グローバル・セックス・サーベイ」
「デュレックス セクシャル ウェルビーイング サーベイ 07/08」)