あたしは彼氏に復讐します
次の日の朝、大和の友達の繚君と話している優芽のところに行った。
優芽は待ってましたと言わんばかりの笑顔をあたしに向けた。
「おはよう、莉沙!」
「お、おはよう。優芽テンション高いね…」
優芽がすっごくいい笑顔であたしに挨拶を返してきた。
「莉沙にいい知らせがあるの」
「何?昨日言ってたいいことと何か関係あるの?」
「繚が莉沙の作戦に協力することになったの(小声」
「いつの間に話したの?」
「それは後。繚、さっきの話よろしくね」
「ああ。莉沙ちゃん、よろしく」
「うん。って優芽どこ行くの?」
「トイレだよ。(小声)莉沙が来るまで我慢してたの!」
「いってらっしゃい…」
優芽は繚君にあたしのことを任せて教室を飛び出していった。