ほわいと*Canvas
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーーーー…………
「……ん」
目を開けると見たことのない天井が
視界に入った。
(ここ、どこだろう……)
ぼんやりした頭のまま、ゆっくり周りを
見回すと、私は知らない部屋の
ソファーの上で横になってるようだった。
(私、どうしてここに?)
そう思いながら体を起こすと、私の頭から
何かが落ちた。
「このタオル……!」
そのタオルを見て、さっきあったことを
思い出した。
「そっか、私、あの後
気を失っちゃったんだ……」
タオルを見つめたままそう呟いた時、
部屋のドアが開いた。