ほわいと*Canvas
「あれー? 翔、早いじゃん!
……ってゆーかその子、誰?」
「本当だ。まさか……翔の彼女、とか?」
「なっ……!///
涼介も恭哉も適当なこと言うなよな!//////」
「翔、慌てて否定すると余計に怪しいぞ」
「暁(あきら)まで…!
だから、本当に違うんだって!
この子は……」
「まあまあ、翔もみんなも落ち着けって。
その子も困ってるだろ?
翔もちゃんと説明してくれるよな?」
その人の一言でその部屋にいたみんなの
視線が成宮さんと私に集中する。
(みんな、こっち見てるよ……)
私はなんだか恥ずかしくなって手の中の
タオルに視線を落とす。
「……わかったよ、真斗。
実はーー」
一呼吸おいて、成宮さんは口を開いた。