16歳。ー10年越しの約束ー



「デートならねー。いつも瞬と行くデートコースがあってねー!」


「えー!教えてほしいです!」


向かい合わせに座っている姉貴と小雪は飯を食べ終わってから、お喋りに花を咲かせている。


同じく向かい合わせの瞬さんと俺は話の尽きない2人を半ば呆れながらも笑って見つめていた。
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